「野草と野菜」のクスリ箱【本紹介】

料理

 自然治癒力をひきだす「野草と野菜」のクスリ箱を紹介します。東城百合子さんは自然療法に精通している方で、自身の結核を自然療法で克服したことから、全国に広める活動をしている方です。

人間の生命活動を支えるのは食事です。自然の植物が持つ力を、うまく取り込むことで、人間が持つ治癒力を引き出すことができます。その具体例を野草・野菜・病気・症状に分けて記載されています。細かく分けられているため、気になる項目をざっと見たり、索引もついているのでピンポイントで見たいところを見れるのもうれしいところです。

まずは体調に合わせて、野菜から生活に取り入れていき、次に薬に頼らない健康な心と体を目指すのであれば野草にもチャレンジしてみたいです。

この本を読んで昔の人の体は無茶苦茶頑丈なイメージがありますが、普段から自然のエネルギーを取り入れた生活があったからなのかと腹落ちしました。

一度は聞いたことがある梅干しをこめかみに貼る行為ですが、頭痛を抑える効果があるみたいです。実際やったことが無いので分かりませんが、プラシーボ効果なのか、科学的に効果があるのか、意識が梅干しに行くからなのかとっても不思議で面白いですね。

色々な効果があるけど、こういうのってほんとなのぉ?と思う方もいるでしょうが、梅干しがピロリ菌に効果があると、WHOによって解明されているみたいで、しっかり科学的な視点で効果が確認されているものもあります。

慢性病のアトピーも色々な治療方法の記載があります。自分の体とは長く付き合っていきますので、取り入れてみてはと思います。

コメント