ひじこうです。
連続投稿です。今回も大阪都構想の本の紹介です。
賛成派と反対派の内容を見て自分で考えることはとても大切です。どちらも自分のいいところと相手の悪いところしか言わないからね。
橋下徹さんの話口調で書かれた内容になります。特定の人に対する反論・酷評がえげつなくて面白いです。内容はとても分かりやすいのですごく理解した気持ちになりました。
◎はじめに
コロナウィルス対策で圧倒的に大阪がすごかった。吉村府知事・松井市長ペアの対策へのスピードと経済を止めないための基準「大阪モデル」を全国の自治体をリードする形で示すことができた。
しかし橋下さんが府知事で新型インフルエンザが流行したときは大阪市長の平松さんと対策も方針もバラバラなうえ何をするにも府市の調整が必要で緊急対応ができなかった。
この差は大阪府・大阪市がバーチャルな「大阪都構想」状態となっているためである。
◎ダブルクロス選挙の意味について
大阪ダブル・クロス選挙では大阪維新の会側と自民党・公明党側どちらも大阪都構想以外はほとんど同じだった。ではどこを注目すればいいか?というとどんな「支援者」「支持者」がいるかということと「実行力」があるかどうかということである。
とくに重要なのは大阪の府市の話し合いがつかずに放置されてきた問題を実行できるかが大変重要である。この放置されてきたものこそ本当に取り組まなければならない問題である。
◎都構想の再挑戦について
反対派の話し合えばいいという主張で行った「大阪会議」が全く機能しなかった。話し合いで決着がつかないから都構想なのにそれを話し合いでどうなるかというのは・・・。
◎おわりに
記者側の質問が下記2点に集中しているが重要な問題ではないと認識してもらいたい。
①「財政はどうなるのか?」→変化なし(どこに財源を使うかというのが都構想の内容)
②「住民サービスはどうなるのか?」→変化なし(都構想制度案に明記)
重要な点は都構想により大阪の発展が期待でき税収が増えるかどうかということである。それを住民に問うのが今回の投票になります。
感想ですが橋下さんが何度か言われているがその政党がどこの支持者に向かっての政治をするかということに注目してほしいということとリーダーとして実行力・知識がある人なのかというのをしっかり見てもらいたいということ。これがポイントです。
維新の会は無所属の党であり既得権益側でないということ、吉村さんと松井さんの活躍をどう評価し判断するかで大阪の未来が大きく変わってくるのではないでしょうか?
都構想投票の結果を見るのが楽しみです。😃
私は橋下さんの本4冊ぐらい持っている橋下寄りの人間でフェアじゃない部分があると思いますので自分で判断してください。
本書でめちゃくちゃ叩かれている藤井聡さんも新しく【都構想の真実 「大阪市廃止」が導く日本の没落】という本を出されましたがちょっと投票日(11月1日)までにレビューは間に合わないです。
楽天の商品説明に【大阪都構想が実現すれば、現在の大阪市のカネ(約2000億円)と権限が大阪府に吸い上げられ、その分、大阪市民のサービス水準が下落することは間違い無い。】
反対派はこればっかり言ってるけどわかりやすいからなのか?それとも大阪市民が大阪府のことを考えずに市民サービスばっかり考えてると思ってるからなのか?どっちが言ってることが正しいんだ~!!
まぁ結果がどう転んでも面白そうなので評判が良かったら買ってみますか~🤡
それじゃまた!
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