変な絵【本紹介】


 

今回は「変な絵」を紹介します。著者は雨穴さんで前に紹介した「変な家」の作者です。

前回は家の間取りについての謎に迫るミステリーでしたが、今回は絵の謎に関する内容になっています。

■内容

オカルトサークルの後輩に教えられたブログを見ると、絵とともにある家庭の生活の様子が書かれていたものであった。しかし、読み進めていくと妻が子供を産んだ時になくなってしまい。その次には、不穏な文章と共にその絵のヒミツに気づいてしまったという内容が最後の更新となっている・・・

といったところから始まるミステリーで、ブログの作者は何に気づいたのか、そしてその真実を追い求める物語になっています。

■感想

登場人物ごとの主観描写やトリックなど、前回以上に奥行きが出ていて読みごたえがあります。個人的にはかなりパワーアップしていると感じました。

何とも言えない不気味さは前回同様で、なぜかと考えたら合理的でないゆえに不気味に感じるんだと勝手に思ってます。

栗原さんと登場人物がありますが、前回の人と同一人物なのかな。

ほなまたね~

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