【個別株分析】グローバルキッズCOMPANY(6189)

お金

ひじこうです。

なんと無しに買ってしまった個別株をもうちょっと調べてみる試みです。(遅い)

ファンダメンタル面を見ると上場したときから売上高成長率は減少していき今期予想は+7.4%という予想になっています。保育士の確保がネックになり施設の増加ペースが低くなり成長が鈍くなっている状態です。

それではその今期予想23,800(百万円・・以下略)は達成できそうかというとちょっと厳しい目標なのかなというのが私の予想です。

その理由は今期第一四半期(10~12月)の売上が5,688で残り18,112必要です。残りを単純に計算すると5,700×3期=17,100で足りません。しかし今期は10施設開設するのでそれを計算に入れてみると、4月に9施設、9月に1施設開設なので4月分が売上に影響します。1施設にどのぐらいの売上があるかというのを2020年を参照し4月に7施設増えていて決算資料から2020/9期開園の売上は205という数字になっているので9施設だと270ぐらいになるでしょうか、それを半年分なので540とするとそれでも472足りていません。対策としては入園率・定着率を上げる必要があります。

テクニカル面を見るとチャートは2020/3を底値にずっと上昇しています。売上高2018年+29.5、2019年+15.6%、2020年+12.5%と明らかに減ってきているにもかかわらず株価が伸びています。2020年からはグロース企業ではなくバリュー企業として見ている人が多いのかもしれません。PERが11.6倍と同業他社に比べるとまだちょっとだけ低めです。(よく考えるとコロナショックからゆっくり回復しただけなのかも)

現状のチャートは75日移動平均線を割り込んで非常に悪い状態ですが勉強のため保持しとこうかと思います。

他は決算書から収益改善やIT化を重点施策としており、中身は不明ですが売上を伸ばすことが難しいのでそちらの方に力を入れている状況です。今期の売上益予想も700と前期の最高値477の1.5倍とかなりの効率化を目指しています。

売上高増加のため有資格者が必要な業種はこういった売上高成長の止まり方があるのかというのが勉強になりました。

それじゃまた!

注意:投資に関しての最終判断はご自身の判断で行うようにお願い致します。

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